たきたきの趣味三昧

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猫が腎不全になってしまいました

ども、たきたきです。

タイトルにも書いてあるとおりなのですが、飼っている愛猫が腎不全となってしまいました。 顛末を以下に残しておこうと思います。

 

2016年11月6日(日)

週末、猫が食事を全然取らなかったので「明日、病院に連れて行こう」という話に

2016年11月7日(月)

妻にお願いして、いつもと違う動物病院へ連れて行ってもらいました。 子供の昼寝のタイミングの都合で午後に伺ったのですが採血・レントゲン・超音波検査をしてもらいました。 診断結果は左の腎臓に結石があるとのこと。 もともと左の腎臓は通常のサイズの1/2くらいしかなくて2センチ程とのこと。 その小さな腎臓の中に6.5ミリの結石が。

これだけでしたらまだ良かったのですが厄介なことに右側にもともとあった結石が尿管に移動しているみたいで膀胱まで移動すれば問題なさそうなのですが詰まってしまうと手術が必要とのこと。

そして、採血の結果がかなり悪く、腎不全を起こしているとのことでこのままだと2,3日で死んでしまうと…

妻から上の話を聞いて頭が真っ白になってしまいました。
まさか、そこまで重篤だったとは… 週末の早い段階で(食事が細くなったのは金曜日(4日)くらいからだった)連れていってればと…

翌日は動物病院がおやすみなので、もし心配であれば川口にある動物病院に行って診てもらってくださいとのことで、皮下点滴+尿管を広げるサプリや病院食をもらって帰宅。

2016年11月8日(火)

猫はサプリは水でとかしてシリンジでなんとか飲んでくれましたが、様子は変わらずじっとしているばかり。 ご飯も食べないのでこのまま衰弱してしまったらと嫌なことばかり考えてしまうので、何もアクションしないのも…と思い、川口にある動物病院へ。 自分は仕事があったので嫁と自分の父親に連れて行ってもらいました。

やはり具合は良くなく、担当医からは以下の提案をされました。

  1. 静脈に点滴を打ってもらう
    結石による機能低下のみであれば効果があるが、慢性的な腎不全で尿がでない場合だと逆に悪化してしまう可能性あり
  2. イチかバチかで手術を行う
    ただし、実は右側の腎臓はすでに機能不全に陥っていた場合、意味がなく、さらに手術の負担によって最悪死に至る可能性があるとのこと
  3. 右側の腎臓にカテーテルを入れる
    右側から尿が出るかを調べて、尿が出るのであれば腎機能はまだ残っているので手術をするメリットもあるとのこと

担当医と相談した結果一番リスクの低い 3. を選択しました。
リスクが低いとは言っても、カテーテルが上手く入らなかったり、外からの感染症のリスクがあるとのことで不安ではあったのですが施術自体は問題なく済み、血液の検査を明日実施するとのこと。 
施術後に妻が愛猫の様子を見たのですが手術後ということで体温が低くて震えていたらしいので見てられなかったと…

翌日の10時ごろに検査結果を教えてもらうと言うことで本日より入院となりました

2016年11月9日(水)

10時に検査結果を聞いたのですが尿が少しは出たのですが、血液の数値は相変わらず高いとのこと。

午後から嫁と父親と一緒に(会社休みました)病院に行ってきました。
愛猫の様子を見たのですがあまり変わりはなくぐったりとしている感じ。
担当医からは、以下の提案を受けました

  1. 結石を取り除く手術を行う
    尿は出ているのでまだ腎臓の機能は完全に死んではいないはずなので、結石を取り除けばもしかしたら腎臓が頑張ってくれるかもという感じ
  2. 安楽死

2.があまりにも重くて泣きそうになりました。
妻と二人で話し合った結果、たしかにぐったりとしているのですが、自分たちを見たら甘えてきたりする仕草を見せられるとどうしても2.の選択は考えられなく、まだ3歳という若さを考えたら辛すぎるので1.の手術をお願いしました。
担当医も可能性としては低いと言われたのですが、手術をお願いしたらすぐに麻酔医と相談して手術を実施してくれました。
手術自体は2時間で終わって、結石は無事摘出されました。 実物を見せてもらったのですがこんな感じでした。

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術後に、切開した部分が狭窄されたり、症状が悪化した場合は再手術も実施することになるとのことで今日は病院を後にしました。
何かあったら病院から電話をしてもらうと言うことで不安でした。

2016年11月10日(木)

10時頃に妻に病院に電話で連絡してもらって状況を聞いてもらいました。
腎臓からお腹に尿がもれてしまったということでそれを外に出す管を昨夜に通したとのこと。 そして、クレアチニンの値が、手術後は15だったのが14.5に下がったとのこと。
クレアチニンの値の正常値は1.6以下なので15にしても14にしても異常値なので良くなっているとは言えない状況とのこと。

他の先生にも相談するとのことで、電話ではそこまでしか聞けなかったので午後に妻にお見舞いに行ってもらいました(妻は退院するまで毎日通ってくれました)
鎮痛剤を打っているせいか終始ぼーっとしてたみたいです。

数値だけを見る限り、慢性腎不全の可能性が高いということで最悪、連れて帰って残りの時間を過ごすことになるとのことでした。
ご飯も今夜から与えるということでなんとか食べて欲しい…

2016年11月11日(金)

クレアチニンの値が昨夜下がったのですが、朝にはまた上がってしまった(14.0)とのこと。
さらに、カリウムの数値が上がってきているとのことで、この数値が上がってしまうと呼吸しづらくなるとかで心臓に負担がかかるとのこと。
退院して看取ることも考え始めたのですが、今の時点ではいつ退院できるかはわからないと言われました(管がまだ抜けていないのでごもっともだったんですが)

2016年11月12日(土)

火曜日から川口の動物病院には父親の車で連れていってもらっていたのですが、今日はカーシェアで行ってきました。 あまり運転は好きじゃないんですが愛猫の為なら…って感じです。
いつものように13時から担当医から話を聞きましたがクレアチニンの数値が9.9まで下がったとのこと。 そして、昨夜からご飯も食べるようになって、多少の活動をするようになりました。
術後2日間の経過があまり良くなかったし、担当医の話だと通常はクレアチニンの値が術後に大きく下がるとのことで昨夜に妻と相談して引き取ろうと思っていたのですがここにきて望みが出てきました

2016年11月13日(日)

いつものように13時頃にお見舞いに行ってきました。
昨日9.9だったクレアチニンの値がなんと4.2まで下がっていました!
そして、これまで測定不能だった血中尿素量が64.7まで下がりました(これまでは、140以上との検査結果が出ていたので、140なのか1000なのかわからない状態でした)

ご飯も食べるし、尿もするし、愛猫に挿している管が絡まるというくらい動きも活発でした。

2016年11月14日(月)

クレアチニンの値は3.7と昨日よりさらに低下しました。 その他の状態も良いみたいでこれまで入院してからしていた点滴を明日外すとのこと。
点滴を外して、再度数値が上昇するようなら点滴を毎日打つ必要があるとのことでした。

2016年11月15日(火)

朝に点滴を外して経過を観察することになりました。
これまで愛猫に挿されていた管を2本取りのぞいたのですが、クレアチニンの値は3.3と外した当日は安定しておりました。
翌日以降の動きを見る必要があるのでまだまだ安心はできない感じ。

2016年11月16日(水)

数値は安定していて、動きも活発(家では水の入ったボウルに前足を突っ込んで辺りを濡らしていたのですが、それをやっていたとのこと)でこの様子なら毎日の点滴は必要ないかもとのこと。
そして、退院は金曜日にできそうとのことでした。

2016年11月17日(木)

クレアチニンの値は3.1とこれまでの測定値の中では最も低い値になりました。
点滴を止めても十分維持できているので週1くらいの点滴で様子を見ていく感じで良いかもと担当医から言われました

2016年11月18日(金)

会社を休んでお迎えに行ってきました。クレアチニンの値は2.9。血中尿素量も34.2まで下がりました。 病院で愛猫を抱っこすることができたのですが入院したときよりも体重は減ってました(診断室で測ってみたら2.7kgぐらいでした。 入院直後は3.1kgくらいありました)
まずは週1の点滴&腎臓サポート用の食事に切り替えて行く感じで経過観察をすることになりました。

 

 

ということで愛猫が慢性腎不全になってしまいました。
数値はだいぶ改善しているとはいえ、腎臓は一度機能が死んでしまうと復活することはないということなのでこれからは愛猫の異変を見逃さないように日々過ごして行こうと思います。 まだまだ3歳なのでまだまだ長生きして欲しい!!

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